左から: 白器香炉「プリズム」・ 白器「どんぐり」・ 白器「自転車」・ 白器「とり」・ 白器水指「表裏」・ 白器水指「時」
茶盌「御神渡り」
■ 和田 的 陶展 WADA Akira EXHIBITION
■ 会期:7月11日(金)~7月20日(日)10:30~18:00 *7/16(水)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 作家在廊:7/11(金)、7/12(土)を予定
■ごあいさつ
このたび、2018年以来、2度目となる個展を開催させていただく運びとなりました。
日々制作に向き合う中で、窯出しされた作品を前にすると、「もっと細部まで手を加
えることができたのではないか」と自問自答することがあります。けれども、過去の
作品と見比べてみても、決して見劣りするものではなく、自分なりに納得のいく仕上
がりとなっていることに気づかされます。
制作には常に期限が伴い、時に追われているように感じることもありますが、その緊
張感がむしろ集中力を高め、時間さえも短く感じさせてくれているのかもしれません。
今回は白磁作品に加え、新たに2種類の白い粘土を用いた作品も展示いたします。
新天地となる空間の中で、それらの作品がどのように響き合うのか、私自身もとても
楽しみにしております。
多くの皆様にご高覧賜れますよう、ご案内申し上げます。
【 学割に関して 】
このたび、栗本様のご協力のもと、新たな試みとして、若い世代の皆さまにも作品に
親しんでいただける機会を設けました。お気に入りの一点に出会い、実際に手に取っ
ていただくことで、作品を所有する喜びや豊かさを感じていただければとの思いから、
30歳以下の学生の方を対象に、ぐい呑を通常価格の半額でご提供させていただきます。
この機会を、ぜひご活用いただけますと幸いです。
*ぐい吞の学割販売についての詳細は、下段をご参照ください。
和田 的
■和田 的 WADA Akira
1978 千葉県生まれ
2001 文化学院陶磁科卒業、上瀧勝治に師事
2005 独立 日本工芸会正会員に認定
2007 文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏
第35回新作陶芸展 日本工芸会賞
2009 第3回菊池ビエンナーレ 奨励賞
第20回日本陶芸展 特別賞 池田満寿夫賞
2010 現代工芸への視点「茶事をめぐって」(国立近代美術館)
ぎゃらりい栗本「陶のかたちⅦ」出展
2011 第6回パラミタ陶芸大賞展 大賞
2016 第9回現代茶陶展 TOKI織部大賞
2017 現代6作家による茶室でみる磁器の現在(根津美術館)
第64回日本伝統工芸展 東京都知事賞
第37回伝統文化ポーラ賞 奨励賞
第7回菊池ビエンナーレ 大賞
2018 ぎゃらりい栗本にて個展
2020 日本陶磁協会賞 受賞
全国各地で個展を中心に作品発表を続ける
■販売方法について
個展初日の7月11日(金)につきましては、混雑状況により入場制限をさせていただきます。
オープンの10:30前にご来店して並ばれる場合は、必ず当日9:30以降でお願いいたします。
お並び頂いた方には抽選券をお配りして、その番号順でご入店いただきます。
先着順ではなく、お配りする抽選番号順となりますのでご留意ください。
2日目以降は、通常通りの入店といたします。
また、小品(ぐい吞・湯呑・白磁器など)につきましては、各1点までのご購入とさせて頂きます。
お客様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。
■ぐい吞の学割販売について
和田的先生のご提案に共感いたしまして、初の試みとなる【学割販売】を実施いたします。
若い世代の方にも、現代工芸を所有し日々の生活で楽しむことを感じてもらうことが趣旨です。
下記条件を満たす場合に限って、「ぐい吞」を上代価格の50%OFFにて販売いたします。
・30歳以下の学生が対象となりますので、学生証を提示してください。
・学生証に掲載されているご本人様のみが有効です。
・店舗販売のみ対応で、事前予約等は承っておりません。
・転売目的でのご購入はご遠慮下さい。
・展示品のみが対象となりますので、売り切れの場合はご容赦ください。
■ 個展作品をWEB個展(特設ページ)にてご紹介いたします。
掲載は会期後半ごろからを予定していますので、今しばらくお待ちください。