■ 村瀬治兵衛 漆芸展 JIHEI MURASE EXHIBITION
■ 会期:2011年6月9日(木)~19日(日) 10:30~19:00
*6/15(水)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 作家来店:6/9(木)~12(日)
■ ごあいさつ
謹んで この度の大震災による被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
ぎゃらりい栗本さんにて初個展を開催させて頂くご縁を頂き、有難く感謝申し上
げます。漆の仕事と並行して祖父の代から自宅での茶会を続けています。
伝統を踏まえ、先人の技に学びながら 欅・栗・桜・神代欅など、素材にあった
用途を選び、木地をいかした、美しい骨格の作品をめざしております。
現代の暮らしによりそうお茶のあり方を試みる展覧になり、作品を通じて、
会話を深めることが出来れば何よりの勉強になります。
どうか少しでも多くの皆様にご高覧賜り、実際に手にとって木地の軽さ、
質感などを感じてみてください。
平成22年初夏 村瀬治兵衛
■ 作家略歴
1957年 東京に生まれる
1975年 東京都立芸術高等学校卒業
1980年 東京造形大学彫刻科卒業
2001年 三代目治兵衛を襲名、木地師として七代目を継ぐ
以後、日本橋三越、福岡三越、伊勢丹本店、
銀座松屋など各地で個展開催
2009年 大徳寺妙喜庵・待庵の炉縁制作
2010年 「現代工芸への視点 茶事をめぐって」展出品
(東京国立近代美術館工芸館)
伝統技術を守りながら、
独創性 今に生きる漆器づくりに工夫をこらす