個展/WEB個展 開催終了

春雷 in Nagaoka 安食ひろ 陶展

[会期]
2017年2月16日(木)~2月26日(日)10:30~19:00

■ 春雷 in Nagaoka 安食ひろ 陶展  HIRO AJIKI EXHIBITION
■ 会期:2017年 2月 16日(木)~ 2月 26日(日)10:30~19:00
*2/22(水)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 作家在廊:2/16(木)~2/18(土)

■ ごあいさつ

一月十二日 初稽古

「古来、稀なる」そんな年回りになって急に思い立ち、ひと回りちょっと年上の、遥かなる昔のお姉さまの元に、初稽古と相成りました。
今まで我流とまではいかない、好き勝手放題でやっていましたが、真・間・魔がさしたのか、たまにはちゃんと習ってみたいと思って出掛けた訳です。畳み目、一つ、二つの細かい注意がとても新鮮かつ深浅なので、とてもとても嬉しく思い暫らく通おうかと思っている処です。

昨年末、巴里で個展をしました。まだ紅顔、若かりし二十二才の頃に、世界を放浪していたのは四十七年前 ~髪もフサフサして居りました。多分信用がないと思いますが~ 懐かしい巴里でありました。
今や世界中、老若男女問わず皆、スマホを片手にというのが、当たり前の風景になってきました。
人と人との付き合いは、とても面倒なものだと思います。スマホでの自分に都合のいい人、好みの人だけをチョイスというのはお洒落でありません。この面倒臭いことを面白がる鷹揚さが粋であると思います。今や自動ドアが当たり前。昔のドアであれば、向うに誰か居るのでは?
うしろから誰か来るのかも?ちょっと開けて待ってあげたり、そんな他者への気遣いが人と人との関係を楽しくさせるもの。人と人との付き合いには手間隙をかけるものなのです。
お茶は今の時代、最先端の考え。これこそがお洒落と若い人に知らせたいのです。巴里で三百人あまりの人に呈茶をしてきました。ちゃんと向かい合ってのお茶、たった一服のお茶に皆笑顔になりまさに「一服一福」でアリンシタ。

■ 安食ひろ   Hiro AJIKI
   1948年 島根県平田市に生れる
   1987年 田部美術館茶の湯造形展大賞
   1996年 田部美術館茶の湯造形展奨励賞(03年同賞)
        淡交ビエンナーレ特別賞(98年同展奨励賞)
   1999年 ブータンで野点2席をし深呼吸
        NHK BS2 やきもの探訪にて放映
   2000年 田部美術館茶の湯造形展優秀賞
   2002年 岐阜県現代陶芸美術館「現代陶芸100年展」
   2005年 インドにて茶会・個展開催
        メトロポリタン美術館に作品収蔵
   2006年 ぎゃらりい栗本にて個展(09,11,14)
   2007年 東京にて求美図夢茶会
   2008年 隠居宣言
   全国各地にて個展・グループ展、国内外にて茶会を開催

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