■ 對馬 武末日臣 陶展 ~ 高麗李朝・静謐な佇まい ~ HIOMI TAKESUE EXHIBITION
■ 会期:2015年 11月 12日(木)~ 11月 22日(日)10:30~19:00
*11/18(水)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 在廊:11/13(金)~14(土)
■ ごあいさつ
「国境の島」とも呼ばれる ————- 対馬。
空気の澄んだ日には水平線の彼方に韓国を望む、日本最北西端の地。
その地で、代々の「対州国島大国魂神社神職」という肩書きをもちながら、
ただひたすらに高麗・李朝陶磁を追い求める、陶工・武末日臣。
海を越え、彼の地に幾度も渡る中で、小さな陶片が語る夢物語に耳を傾けて
います。自身の憧れる高麗・李朝陶磁に、どこまで迫ることができるか・・・。
無為の境地で、土と炎と葛藤する中で育まれた、静謐な武末日臣の陶磁の世界。
井戸を中心に粉引・奥高麗・三島・刷毛目・斗々屋・黒高麗など、新たに取り
組む御所丸も発表いたします。是非ご高覧ください。
■ 武末 日臣 ( Hiomi TAKESUE )
1955年 長崎県対馬に生れる
1977年 上対馬高校卒業、上対馬役場に勤務
1989年 高麗李朝陶磁研究のために渡韓
井戸、三島等の古窯跡の発掘調査を行う
以後、毎年渡韓し、調査研究に携わる
1990年 武末家が代々務める「対州国島大国魂神社」の神職となる
1944年 対馬大浦に築窯
2008年 ぎゃらりい栗本にて個展
2011年 ぎゃらりい栗本にて個展
2015年 ぎゃらりい栗本にて個展
全国各地にて個展を中心に作品発表を続ける
■ ギャラリートークのご案内(予約不要・参加無料)
11月13日(金)14:30~
11月14日(土)14:30~
武末日臣先生に、高麗李朝陶磁についてのお話をしていただきます。
作家コレクションの陶片をご覧いただきながら、作り手の思いに耳を傾けて
いただければ幸いです。
お気軽にご参集下さい。