会期終了終了いたしました。
たくさんのご厚情を有難うございました。
今展の出展作品をご紹介いたします。
初代蘇山が追い求めた南宋龍泉窯の「雨過天青」の青瓷・・・。
熟練した轆轤による端正なフォルムに、磁土と青瓷釉が織りなす湿気を帯びたような美しい釉調。
宇宙や天体が好きという、当代蘇山オリジナルの練込青瓷や蛍手技法の星座茶碗。
受け継がれる伝統にあぐらをかくことなく、新たな作域を模索する探究心や姿勢に強く惹きつけられます。
姉である十三代中村宗哲(千家十職)との希少なコラボ作品も魅力。
憂いをまとった柔らかく格調高い青瓷は、丁寧な暮らしから育まれた丁寧な仕事の賜物だと感じます。
是非ご覧いただければ幸いです。
【 会場風景 】