今展の作品をご紹介いたします。
木地の成形から塗りまでを一貫して自身で手掛ける、女流漆芸作家・八代淳子さん。
毎回、ドタバタでの個展開催が恒例となっていますが、今回も最後の最後まで(現在も)、
作品制作に取り組んでいただいています。
都会的で洗練されたフォルムに、素朴でマッドな風合いの表情・・・・。
乾漆や一閑張、刳貫、印判蒔絵、木彫、曲げ、槌目削りなど、多彩で独創的な技法を駆使しつつも、
まるで引き算のような、余計なものを削ぎ落したシンプルで静謐な佇まい。
意欲的に取り組んでいただいた茶器やお盆はもちろん、普段使いの気取らない器も魅力です。
是非ご高覧ください。
会期終了終了いたしました。
たくさんのご厚情を有難うございました。
【 会場風景 】