■ 木具師三代 橋村萬象 展 BANSYO HASHIMURA EXHIBITION
■ 会期:2020年 2月27日(木)~ 3月 3日(火)10:00~17:00
*最終日は15:30まで
■ 会場:画廊イタリア軒(ホテルイタリア軒B1F)
新潟市中央区西堀通7番町1574
■ 作家在廊:2/27(木)~3/1(日)
■ ごあいさつ
聖武天皇の時代から千年以上の歴史を紡ぐ、唯一現存する木具師である橋村家。
有職御木具師としての伝統技法を継承しつつ、現代の茶の湯空間を意識した独自
の世界観を確立しています。
還暦を迎え、さらに洗練された珠玉の新作を展観いたします。
ぎゃらりい栗本
■ 作家系譜
橋村家は平安遷都の時、奈良より皇室の共をして京都に移住。
以後、橋村又左衛門の名で名字帯刀を許され、数十代にわたり御所禁裏御用の
「有職御木具師」として幕末まで皇室の御用を賜る。
東京遷都以後、公家の御用を賜りながら「茶器木具師」として茶道具を作り始める。
茶器木具師となり三代目の又左衛門が、大徳寺管長より「一刀萬象」
(一の刀より萬の象を作る)の名を拝受し、萬象を名のる。
平安遷都 「有職御木具師」 橋村又左衛門 ~
江戸幕末 「茶器木具師」 初代 又左衛門
二代 又左衛門
三代 又左衛門(後の初代萬象)
初代 芸誉萬象
二代 清岳萬象
当代
■ 三代 橋村萬象(Bansyo HASHIMURA)
1959年 先代萬象の長男として京都に生まれる
祖父である初代萬象に師事
後に日本画家山本紅雲に師事
曲物制作に加え胡粉による置上や色絵付けを手掛ける
2008年 三代萬象を襲名
2011年 ぎゃらりい栗本にて個展(同2015, 2020)
全国各地にて個展開催