個展 開催終了

木具師の仕事 橋村萬象 展

[会期]
1月16日(木)~1月26日(日)

 



■ 木具師の仕事 橋村萬象 展      HASHIMURA BANSYO EXHIBITION
■ 会期:1月16日(木)~1月26日(日)10:30~18:00 *1/22(水)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 作家在廊:1/17(金)、1/18(土)を予定
■ごあいさつ
この度、長岡のぎゃらりい栗本さんで個展を開催させていただきます。
日本には古来より「有職故実」というしきたりがあります。
それは世の中や家内が平和で安全になるよう、縁起を良くするための決まり事です。
そうした人の願いや祈りを「かたち」にしたのが木具師の仕事です。
何卒、ご高覧いただきますようお願い申し上げます。
                            木具師 橋村萬象

■三代 橋村萬象 HASHIMURA Bansho
1959 先代萬象の長男として京都に生まれる
   祖父である初代萬象に師事
   後に日本画家山本紅雲に師事
   曲物制作に加え胡粉による置上や色絵付けを手掛ける
2008 三代萬象を襲名
2011 ぎゃらりい栗本にて個展(同2015、2019)

橋村家は平安遷都の時、奈良より皇室の共をして京都に移住。以後、橋村又左衛門の名で名字帯刀を許され、
数十代にわたり御所禁裏御用の「有職御木具師」として幕末まで皇室の御用を賜る。
東京遷都以後、公家の御用を賜りながら「茶器木具師」として茶道具を作り始める。
茶器木具師となり三代目の又左衛門が大徳寺管長より「一刀萬象」(一の刀より萬の象を作る)の名を拝受し、
萬象を名のる。

平安遷都 「有職御木具師」 橋村又左衛門 ~
江戸幕末 「茶器木具師」  初代 又左衛門
              二代 又左衛門
              三代 又左衛門(後の初代萬象)
              初代 芸誉萬象
              二代 清岳萬象
              三代 萬象(当代)

■呈茶席のご案内(各日とも 10:00~16:00)
 1/17(金)宗偏流長岡支部 竹田宗文 先生
 1/18(土)裏千家淡交会中越支部 様



奈良時代・桓武天皇の御代から、「木具師」筆頭として皇室の仕事を承ってきた橋村萬象家。
現在では、存続する唯一の木具師として、茶道具を中心に制作活動をされています。
吉野杉・秋田杉・尾州檜の希少な柾目の材料を用いて、曲げの技術で美しい作品へと生まれ変わらせます。
細かい杢目を見ての通り、最低でも樹齢250年以上の材を用いるとのこと。
天皇家の仕事をその命をかけて作り続けてきた気概と、連綿と受け継がれる繊細優美な技術、そこに、
現代の茶の湯空間を意識した道具としての高い完成度、洗練された感性が加味されることで、
唯一無二の橋村萬象の仕事が生まれます。

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