津田 清和 TSUDA KIYOKAZU

奈良県葛城市の閑静な住宅街でガラス作品を制作する津田清和さん。
透明度の高い人工ガラスではなく、雑味を含んだガラス本来の風合いを大切にしています。有機的で美しいフォルムの器や、端正なモールガラス、金属箔・石粉などを施すことで枯せた風韻を醸し出す蓋物、表面を繊細にカッティングした碗や片口など、静謐な佇まいの中にも都会的な空気感を醸し出しています。灼熱の炎から生まれ出でたその作品、シンプルながらも趣向性の高い独自の世界観が魅力です。

津田清和 奈良 葛城 硝子 ガラス

< 経歴 >

1973 大阪生まれ
1997 関西大学法学部卒業
2002 金沢卯辰山工芸工房ガラス工房入所
2005 富山ガラス工房勤務
2008 奈良県葛城市にて独立
2016 ぎゃらりい栗本にて個展
2020 ぎゃらりい栗本にて個展

個展を中心に作品発表を続ける