三原 研 MIHARA KEN

神々が住まう国「出雲」において、プリミティブで侘びた質感の【炻器】を中心に作陶活動を続ける三原研さん。紐作りによるシンプルでモダンなフォルム。特殊な技法を用いて二度焼きされた土肌は、須恵器を思わせる独特の土味を見せ、清廉とした佇まいが魅力的です。実直に土を向き合い、自らを深く掘り下げる中で育まれる三原研の作品世界をご覧ください。

三原研 出雲 炻器

< 経歴 >

1958 島根県出雲市に生れる
1981 船木研児氏に師事
2006 パラミタ陶芸大賞展 準大賞(パラミタミュージアム)
2007 日本陶磁協会賞
2008 田部美術館茶の湯造形展大賞(田部美術館)
2010 ぎゃらりい栗本「陶のかたちⅦ」出展
2012 「心を映すやきもの-三原研の炻器」(兵庫陶芸美術館)
2013 「現代の名碗」(菊池寛実記念美術館)
2014 クラーク美術館新館オープン記念展(米 クラーク美術館)
「MOA 岡田茂吉賞展」(MOA美術館)
2015 Celebrating the Arts of Japan(米 メトロポリタン美術館)
2016 SCULPTURAL TURN(米 アジアンアート美術館)
2018 ぎゃらりい栗本にて個展

国内外にて個展を中心に作品発表を続ける
<パブリックコレクション>
メトロポリタン美術館、ビクトリア&アルバート美術館
ベルリン国立東洋美術館、アリアナ美術館、田部美術館
オーストラリア国立美術館、東京国立近代美術館、その他多数