鈴木 都 SUZUKI SHU

父からプレゼントされた唐九郎の本がきっかけで、小学生の頃からギャラリー巡りを始めたという鈴木都さん。そこからいろいろな焼き物に触れて、桃山や中世古窯などの古陶にも興味の裾野は広がっています。焼き物好き少年がそのまま大きくなったような、透き通った美しい瞳が印象的な都さん。古典と近代を独自の美意識で融合したような、強靭な造形に繊細で柔らかい「志野」を中心に、多彩な仕事を発表しています。

< 経歴 >

1984年 東京に生れる
1990年代 土を掘り始める
1997年 美濃古窯跡を訪ねる
2010年 瀬戸に居を移す
2011年 愛知県立窯業高等技術専門校修了、土岐津高山にて制作を開始する
2015年 美濃古窯の地、郷之木に移る
2021年 地上式穴窯を築窯
2023年 ぎゃらりい栗本にて個展

現在、岐阜県土岐市曽木町にて制作
全国各地にて個展を中心に作品発表を続ける