新里 明士 NIISATO AKIO

1977年生れの新里明士さん。【光器】シリーズとして発表を続ける蛍手による作品は彼のライフワークとなっています。薄くシャープな白磁のフォルムに浮かび上がる繊細な穴の螺旋文様。光を包みこむようなその佇まいは、古典とは違うモダンで格調高い新たなスタイルを確立しています。手間を惜しむことなく、細部にまで頑なに拘る高いプロ意識。黒陶や黄釉など、シンプルながらも洗練された雰囲気の作品を発表しています。

新里明士 白磁 光 土岐

< 経歴 >

1977 千葉県に生れる
2001 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2004 非常のオブジェ出品(東京国立近代美術館工芸館)
ぎゃらりい栗本にて個展
2005 ファエンツァ国際陶芸展 新人賞
2006 ぎゃらりい栗本にて個展
2008 第三回パラミタ陶芸大賞展 大賞
SOFA CHICAGO 出品
2009 第三回菊地ビエンナーレ 奨励賞
SOFA NEW YORK 出品
ぎゃらりい栗本にて個展
2012 ハーバードアートセンターセラミックスプログラム (ボストン)
文化庁新進芸術家海外研修制度にて滞在
2013 現代の名碗(菊地寛実記念智美術館)
ぎゃらりい栗本「陶のかたちⅩ」出展
2014 MOA岡田茂吉賞 人賞
ぎゃらりい栗本にて個展
2015 うぶすなの家茶会 薄茶席亭主を務める
ぎゃらりい栗本にて二人展
工芸の現在(菊池寛実記念 智美術館)
2017 現代の茶陶 利休にみせたい!(茨城県陶芸美術館)
現代6作家による 茶室で見る磁器の現在(根津美術館)
2021 ぎゃらりい栗本にて個展
日本陶磁協会賞 受賞

その他入選、受賞多数
国内外にて個展・企画展開催