寺井 陽子 TERAI YOKO
優しく柔かい稜線に感じる、心地よい緊張感。
土と釉とが織り成す、繊細で素朴な風合い。
可憐で清楚な空気感に包まれた、凛とした佇まい。
土の囁きに耳をかたむけ、自らの詩を奏でるような、寺井陽子さんのうつわ。てびねりで成形されるそのフォルムは、自然の中の何気なく見過ごしてしまいそうなかたちを、「ここにいるよ・・・」と教えてくれているようです。何気ない佇まい、柔かく優しさに満ちたフォルムと、サラッとしているようでジワッとくる奥行きのある釉調。普段の生活空間にそっとよりそってくれる器です。
< 経歴 >
| 1972 |
兵庫県西宮市に生まれる |
| 1995 |
京都市立芸術大学 陶磁器専攻卒業 |
| 1998 |
兵庫県川西市に築窯 |
| 2011 |
宮城県仙台市に工房移転 |
| 2013 |
うぶすなの家(十日町市)にてひなまつりと寺井陽子展
ceramique 14 Paris /パリ |
| 2016 |
ぎゃらりい栗本にて個展 |
【アートワーク制作】
エクシブ京都 八瀬離宮、ペニンシュラ東京
パレスホテル東京、リッツカールトン京都