十三代 高取 八山 TAKATORI HACHIZAN 13

初代八山・八蔵重貞が渡来して以来、一子相伝にて受け継がれる高取焼宗家・高取八山。13代目当主である八山さんは、祖母である11代静山・父12代八山にその陶技を学び、端正な轆轤と綺麗寂びの幽玄な釉調の作品を制作されています。いわゆる綺麗寂と称される、シャープで薄造りな成形に、七色の変化を魅せる多彩な美しい釉調が魅力です。遠州七窯の筆頭として、土づくりから窯焚きまで、昔ながらの伝統を継承し淡々と土に向き合う日々。。初代から直系で「八山」(はちざん)を受け継いでいるのはこの髙取焼宗家となります。

高取八山 福岡 小石原 遠州七窯

< 経歴 >

昭和35年 高取焼宗家12代八山の長男として生まれる
幼少より、11代静山の許で陶業を学ぶ
昭和61年 京都市立芸術大学陶芸課卒業
平成 2年 大徳寺派廣徳禅寺において、
福富雪底管長・福富海雲老師の許で修行
帰窯後、高取焼古窯跡の発掘陶片を元に研究
平成10年 遠州流茶道宗家 宗慶御家元より
庵号「無一庵」を頂戴する
平成12年 高取焼宗家13代八山を襲名する
平成14年 ぎゃらりい栗本にて個展
平成17年 ぎゃらりい栗本にて個展
平成24年 ぎゃらりい栗本にて個展
平成29年 ぎゃらりい栗本にて個展
令和3年 ぎゃらりい栗本にて個展

全国各地にて個展を中心に作品発表