四代 諏訪 蘇山 SUWA SOZAN Ⅳ

格調高い青瓷作品で定評のある京都の名跡・諏訪家。その伝統技術を継承しつつ、女性ならではの淡麗で瀟洒な作品世界を確立する四代目の諏訪蘇山さん。南宋官窯・龍泉窯を髣髴とさせる静謐な青瓷。また、星や天空をテーマに取り組む独創的な「練込青瓷」や「層彩青瓷」なども高い評価を得ています。父は三代諏訪蘇山、母は十二代中村宗哲という恵まれた環境で育ったことも、その作品に大きな影響を与えているように感じます。伝統と現代を絶妙に調和させた作品を是非ご覧ください。

< 経歴 >

昭和45年 父 三代 諏訪蘇山・母 十二代 中村宗哲の三女として、公紀生れる
  京都市立銅駝美術工芸高等学校漆芸科卒業
  成安女子短期大造形芸術科グラフィック
デザイン映像専攻卒業・専攻科修了
  京都府立陶工高等技術専門校成形科
・研究科修了
  京都市伝統産業技術者研修陶磁器
コース本科修了
平成9~16年 父と共に制作活動をする
哲公房に参加
平成14年 四代 諏訪蘇山を襲名
以降、全国各地にて個展を中心に発表を続ける
平成27年 ぎゃらりい栗本にて個展
平成30年 ぎゃらりい栗本にて個展(新潟市)
令和5年 ぎゃらりい栗本にて個展

全国各地にて個展を中心に作品発表