杉本 貞光 SUGIMOTO SADAMITSU

日本六古窯の一つである山深い信楽の地において、「桃山に還れ・・・」をテーマに独自の制作活動を続ける杉本貞光さん。三十年来の親交をもつ、京都大徳寺立花大亀老師に深く帰依し、その崇高な精神性と茶の湯の心に叶う陶技を学んできました。「信楽」をはじめ、茶陶織部の「伊賀」、利休の「黒楽」、光悦の「赤楽・白楽」、高麗の「井戸・粉引」と、茶の湯の道に適う、静謐で枯淡の風韻を醸し出す作品を手掛ける巨匠です。

杉本 貞光

< 経歴 >

昭和10年 東京に生れる
昭和43年 信楽山中に穴窯を築窯
昭和49年 大徳寺立花大亀老師より指導を受け今日に至る
昭和54年 大徳寺如意庵にて個展、裏千家にて個展
平成 3年 ギャラリーロゼ(ニューヨーク)にて個展
平成 4年 吉兆・湯木美術館に作品収蔵される
平成 5年 フレッドハーンスタジオ(ドイツ)にて個展
平成 6年 エール大学美術館に作品収蔵される
平成14年 京都建仁時普山記念として井戸茶碗を納める
台湾台北佛光美術館中日韓国際陶芸展招待出品
平成15年 ぎゃらりい栗本にて個展(同 19年)
朝日陶芸展(韓国)に招待出品、作品収蔵
現代日本の陶芸・受容と発信(東京)に出品
平成17年 ぎゃらりい栗本「陶のかたちⅡ」出展
滋賀県立陶芸の森美術館に作品収蔵

全国各地にて個展を中心に作品発表

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