今展の作品をご紹介いたします。
奈良時代・桓武天皇の御代から、「木具師」筆頭として皇室の仕事を承ってきた橋村萬象家。
現在では、存続する唯一の木具師として、茶道具を中心に制作活動をされています。
吉野杉・秋田杉・尾州檜の希少な柾目の材料を用いて、曲げの技術で美しい作品へと生まれ変わらせます。
細かい杢目を見ての通り、最低でも樹齢250年以上の材を用いるとのこと。
天皇家の仕事をその命をかけて作り続けてきた気概と、連綿と受け継がれる繊細優美な技術、そこに、
現代の茶の湯空間を意識した道具としての高い完成度、洗練された感性が加味されることで、
唯一無二の橋村萬象の仕事が生まれます。
是非ご覧ください。
*作品についての追加画像・詳細情報をご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。
【 会場風景 】