個展/WEB個展 開催終了

襲名記念 十二代長岡空郷 陶展

[会期]
2020年 3月12日(木)~ 3月 22日(日)10:30~19:00

■ 襲名記念 出雲焼楽山窯十二代 長岡住右衛門空郷 陶展
  KUKYO NAGAOKA EXHIBITION
■ 会期:2020年 3月12日(木)~ 3月 22日(日)10:30~19:00
*3/18(水)、20(金)定休日
■ 会場:ぎゃらりい栗本
■ 作家在廊:3/12(木)~3/13(金)

■ ごあいさつ
出雲焼の名跡である十二代長岡住右衛門 空郷先生の襲名記念展を開催いたします。
松平藩の藩窯として、特に七代藩主不昧公の指導もあって、端麗優美な茶陶を
代々手掛けてきました。高麗 李朝の流れを汲み、特に野武士のような品格ある
伊羅保と、落ち着いた華やかさのある色絵を特徴としています。
茶陶を中心に近作100余点を展観いたします。
襲名した際にのみ制作する、歴代の印を押した「数印」作品も特別限定にて
ご紹介予定です。皆様のご高覧をお待ちしております。

                        ぎゃらりい栗本

■ 出雲焼楽山窯系譜
楽山焼の創窯は、初代松江藩主松平直政が転封してきた寛政十五年から
慶安頃とされる。楽山焼と称するのは、三代綱近が長州藩主に腕の立つ
陶工を求めたのに応じて、延宝五年に倉崎権兵衛が入国して以降である。
弟子の半六が二代を継ぐが、四代半六で途絶え、不昧公によって享和元年に
長岡住右衛門貞政が召し出され、楽山窯五代目として開窯した。
六代空斎は土屋善四郎芳方(布志名焼)の孫で、長岡家の養子となり、
藩命により長崎に至り陶法を研鑽し色絵の技法を学んだ。それ以後、
楽山焼の絵付けは一変し、色絵の作品が多く作られた。
五代以後代々「住右衛門」を名乗る。

初代 倉崎権兵衛重由 元禄七年没
二代 加田半六 宝永六年没
三代 加田半六 寛保三年没
四代 加田半六 安永六年没
五代 長岡住右衛門貞政 文政十二年没
六代 長岡住右衛門空斎 安政六年没
七代 長岡住右衛門空入 明治二六年没
八代 長岡庄之助    明治十二年没
九代 長岡住右衛門空味 昭和三五年没
十代 長岡住右衛門空処 昭和三六年没
十一代 長岡住右衛門空権
十二代 長岡住右衛門空郷

■ 十二代 長岡住右衛門空郷 (Kukyo NAGAOKA)
昭和30年 松江に生まれる
昭和49年 広島修道高校卒業
昭和63年 京都陶工訓練校成形科卒業
      備前にて修業
平成7年  父空権の下で研鑽に励む
平成15年 号を空郷とする
平成25年 野村美術館にて個展
平成31年 十二代住右衛門を襲名
令和2年  ぎゃらりい栗本にて襲名記念展
全国各地にて個展開催

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